スナメリウォッチング | 社会福祉法人ビタ・フェリーチェ

  
スナメリウォッチング
8月24日(土)に、利用者さんと一緒に周防大島まで「スナメリ」を見に行きました。
スナメリを見ると言っても、周防大島ですから水族館があるわけではありません。
周防大島の久賀港から出ている、「前島」という島に渡る連絡船に乗る中で、野生のスナメリが見られるというのです。
しかし、野生ですから必ず見られるというわけではありません。
①エサとなるイワシが多い時期(5月~10月)、②風のない凪いだ日等、良い条件が揃ったとしても、スナメリが見られる確率は30%だそうです。

 
あいにくの曇天ではありましたが、風はなく、条件として悪くないのでは!?との思いを胸に、いざ出発。



 
10分ほど船を走らせた後、船が徐行を始め、船の先の方に人だかりができ、騒がしくなりました。

慌てて前に行ってみると、海面から体を出している「スナメリ」を発見!

目視で確認できる範囲ですが、4頭ほどで群れをなして、海面から体を出しているようでした。
その後も、2頭で泳いでいる別の「スナメリ」を発見!



 
船酔いを心配している利用者さんもおられましたが、スナメリを見た興奮でその心配はどこへやら。
周防大島の野生のスナメリを見る事が夢だったと目を輝かせながら話してくれました。
30%の確率の中、スナメリを二度も見られた事はまさに奇跡としか言いようがなく、行事に参加してくれた利用者さんの、日頃の行いの賜物だと実感した1日でした。

 
スナメリを見た後は、「パワービーチ」という海沿いにあるカフェで昼食を取り、帰路につきました。
夏の終わりに、利用者さんと一緒にまた1つ素敵な思い出を作る事ができました。



 
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