障害教室 | 社会福祉法人ビタ・フェリーチェ

  
障害教室
10月14日、昨年に引き続き、平田小学校で「障害教室」を行ってきました。
トライアングルとしても、障害に関する教育の機会はとても重要だと感じていますので、児童の皆さんの前でお話しできる事をとても嬉しく思っています。
去年は職員4人で参加させてもらったのですが、今年は密になる環境を避けるためにも、職員2人で行かせてもらいました。

 


 


 
 
まずは、「障害」とは、何なのか、という事の勉強です。
「障害」とは、どういうことなのか、児童の皆さんに問いかけます。
「目が見えなくなる事」「耳が聞こえなくなる事」「体が動かなくなる事」、しっかりと手を挙げて、一生懸命発言してくれました。

 
 




 
次に、写真パネルを使ったクイズを行いました。
岩国市内の実際の写真を用いて、点字ブロック・要配慮者優先駐車場・車いす用改札口・多目的トイレ等、障害のある方に対して、様々な優しい工夫がある事の勉強です。
一見して洗面台のように見える、オストメイト用トイレも、障害のある人にとっての優しい工夫である事を説明すると、どのクラスでも「えー!?」という驚きの声が上がっていました。

 
その後、手作りの紙芝居の朗読を行いました。身体障害のある利用者さんの半生を描いた物語です。お話を聞いた後に、「障害になっても、前向きに頑張っていてすごい!」という意見がありました。

 
最後に、福島県の就労継続支援B型事業所からの「手作りボールペン」や「手作りお菓子」、紙芝居の題材になっている利用者さん達が手作りされた「ビーズブレスレット」を児童の皆さんにプレゼントをしました。
プレゼントを見せた時に、「わぁー!すごいー!」と歓声が上がりました。
児童の皆さんの喜びの声を、福島県の事業所の職員さんや利用者さん、ビーズブレスレットを作られた利用者さんにも、聞かせてあげたかったです。

 
今回の障害教室では、3年生の4クラスで、それぞれお話をさせてもらいました。
どのクラスの児童も、びっくりするほど集中して聞いてくれました。
これからも障害教室を続け、教育の中でしっかりと障害について学ぶことのお手伝いをしていきたいと思います。
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